おしゃれインテリアにならない→センスより知識を持つ「センスにたよらない 感じて、考えるインテリア」

おしゃれな部屋にしたいのに上手くいかない、それってセンスが無いからなのでしょうか。
今回は、センスがなくても、インテリアのちょっとした基本理論や黄金比を知るだけで、おしゃれな部屋が作れる本を紹介します。

もともとはYouTubeで拝見していたチャンネル(クリエイティブの裏側)で、すごく参考にしてましたが、一冊の本として体系的にまとまったことでより理解が深まる内容になっています。
発売すると聞いてすぐ予約購入しました。

引っ越し先のお部屋も良い感じになりましたよ。書籍から入る人は、動画も参考に見てみてください。

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

注目ポイント紹介

基礎編

おしゃれな部屋にならないのは、感覚だけで選んでいるから?
インテリアの基本理論、黄金比の話。
インテリアに大切な要素は、部屋の広さ、色の組み合わせ、光、素材感の4つ。

部屋の広さ:海外のおしゃれインテリアを真似しても再現が難しいのは、日本の住宅と天井の高さや窓の大きさが違うから?!
床が見えている部分と家具の割合を、5:5くらいにするとバランスが良い。
さらに広く見せるには、ブロックごとにレイアウトするという方法もあります。
例えばテーブル・椅子・ライトからなる1つの用途やテーマごとのブロックをつくり配置するというもの。

色の組み合わせ:モノトーンとカラーをバランスよく組み合わせる。
どちらかだけに偏ると、つまらなくなったり、うるさくなったりお洒落な部屋になりません。
こだわりのないものはモノトーン、こだわりのあるもの、例えば家具や観葉植物や照明・オブジェなどをカラーのものにして、部分的に楽しむのがおしゃれのコツです。

:同じ場所でも光の演出によって印象が全く変わります。
インテリアがうまくいかない人は、光を意識していないことが多いです。
照明による光を前提にするのではなく、まず窓の位置と家具の関係を念頭に置きます。

素材感:シンプルよりな素材と、ディテールのある素材を使い分ける。
シンプルよりな素材とは、プラスチックのように表面が均一なもの。
ディテールのある素材とは、皮や布、冬期、自然素材など雰囲気の出るもの。
シンプルに見せたいのか、雰囲気を出したいのか考えながらバランスよく選んでいきます。

応用編(中でも参考になった個所 ピックアップ)

自分の描く「おしゃれな部屋」を決める

× 0から作ろうとするのではなく、
➀ 自分が素敵だと思う部屋の画像を集めて分析する
② 分析した印象を自分の部屋で実現する。


あるあるというか、やってました私も。
こんな部屋にしたいというイメージがあるなら、それをまねした方が早いです。
その部屋がいいと思う理由を分析して、それをもとに作っていけば、そのイメージは保たれるわけですね。

いい部屋を見て1つのアイテムだけ真似するのは危険

気に入ったとしても、自分の部屋に合わないということは起こりえます。
家具も洋服と同じで、手持ちのものとの組み合わせを考えます。
目の前にある1つのアイテムだけを見て選ぶのではなく、自分の部屋に合うのか、サイズ、色、素材感などを吟味して、自分の部屋に合わなければ買わないという選択をすることも必要です。

天井照明だけで頑張らない

基礎編でも解説がありましたが、光はインテリアの重要な要素です。
明るさを確保するという実用的な光と、おしゃれさの演出のための光をバランスよく選ぶことがコツです。

電球の色や照明の種類の知識も交えながら選び方を紹介しています。
照明を買ったことが無い人も多いと思いますが、実は家具よりも安くお手軽にお洒落さを出せるのが照明なのです。
安いものなら1万円しないですからね。私も最初に取り入れました(後述)

統一感を出すのは色だけではない

頑張っているけどパッとしない原因の一つに、統一感がないという場合があります。
ここで注意しなければいけないのは、統一感を出すことが目的ではなく、統一感はメインを目立たせるために出すということです。

統一感を出す方法として、色を揃える、素材を揃える、同じものを連続で配置する、高さや横のラインを揃えるなどがあります。

トラブル解決方法

うまくいかないときのための、修正方法も親切に紹介があります。

➀人工的なものが多くて冷たい印象になる場合→温かみのある素材を置き居心地のよい空間にする
②シンプル過ぎる場合→自分のテンションが上がるものをプラスする

こちらは後ほど試してみます。

そのほか、おすすめショップの紹介もあり、そのショップがまたお洒落で参考になります。

★試してみた

照明で雰囲気を変える

一番簡単にできそうなことは、「照明を変える」ことでした。
ということでダイニングでは、普通のシーリングライトを卒業して、少しデザインの凝ったものを選んでみました。

ダイニングの照明を変更

普通のシーリングライトとは比較にならないほど、お洒落になったと自負しております・・・

天井照明だけで頑張らない

今度はリビングです。
照明の話の続きですが、「天井照明だけで頑張らず、演出のための照明を取り入れる」ということで、スタンドライトを取り入れてみました。
壁に反射される光が、良い雰囲気を醸しています。

ダイニングの間接照明

ですが、何か物足りない印象もあります。
本書にも合った通り、ソファーエリアを一つのブロックとして見てみると、どこかシンプル過ぎるというか簡素・・・?

問題点を分析する

「部屋のを写真を撮りながらバランスを見る」ということも、本書のコツに紹介されていたので、上の写真から分析していきます。

【寂しい印象なのはなぜか】
・柄や凹凸のない、シンプルなアイテムばかりだから?
・床や壁が寒々しい?
・同系色ばかりで統一され過ぎている?

【改善策】
・本書にも、冷たい印象の時は、温かみのある素材を置き居心地のよい空間にするというコツがあったので、天然素材のアイテムを置いてみようと思います。
ソファーエリアなのでオットマンとかあったら良いですね。

自分の描く「おしゃれな部屋」を分析して、分析した印象を取り入れる
これも本書に出てきました。
おしゃれインテリアを手っ取り早く探すため、インテリアのIDEEのアカウントを参考にしてみます。

シンプルだけど簡素過ぎないソファーエリアですね。暖かい雰囲気です。



すっきりしているけど、落ち着く雰囲気のあるソファーエリアです。

他のソファーの写真たくさんも見て気付いたのは、必ずラグが敷いてあるということです。
ラグがあるからなんですかね、床が寂しい印象になっていません。

ということで、ラグとオットマンを取り入れてみました。

リビングにラグとオットマンを追加してみた

床の寂しい印象は無くなりましたね。
ラグはもっと落ち着いた色の無地でも良いと思いますが、同系色ばかりでつまらない部屋になっていたので、いつもの自分なら選ばないカラフルなものを取り入れてみました。

本読んだのにこの程度かと思われたら申し訳ないんですが、要は自分なりに工夫するポイントを考えられるようになりましたということです。

ソファー側から見ても、明るい雰囲気が出ました。
ごちゃごちゃした柄も意外に気に入っています。

まとめ

自分なりに工夫するポイントを考えられるようになって、お家大好きが加速しました!
好きなテイストに関わらず対応できる知識が詰まっています。

改めて書籍紹介

「センスにたよらない 感じて、考えるインテリア」

筆者

崇島 亮
YouTubeチャンネル(クリエイティブの裏側)を主宰するアートディレクター。
専門学校卒業後、デザイン事務所、アパレルのインハウスデザイナーを経て独立。
チャームポイントは髭(?)
YouTubeでは最近(2022年8月現在)、小芝居にはまっている様子。

出版社

双葉社
東京に本社がある出版社。
従業員数175名(2022年7月1日現在)
「週刊大衆」、「漫画アクション」などの定期刊行物、コミック、書籍などを発行している総合出版社。 
創業当初は大衆娯楽路線だったが後に出版ジャンルの幅を広げ、昨今ではマルチメディア時代に対応し情報産業の一翼を担うことも使命としている。

語彙

語彙と言うより崇島語録ですが、筆者の崇島さんがよく使っているのが ”ディテールがある” という言葉です。
本書での登場は少なめですが、Youtubeでは頻繁に使っています。
本書での説明は以下の通りです。

ディテール=味がある、雰囲気が出るもの

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

単純に英訳した”細部”ではなくて、”凝っている・こだわりがある”のようなニュアンスで受け取ると、分かりやすそうです。
おしゃれな部屋のアイテムやスポットで、「ディテールがあるアイテム」とか「ディテールが出ますね~」とか、よく嬉しそうに言っているので、動画でも注目してみてください。

関連本

個人的に好きなテイストのインテリア集として2冊、紹介しておきます。
インテリアを真似するときは、こちらを参考にしています。

大人なインテリア集2冊

大人の幸せなインテリア 女性がくつろげる家・40軒

心をととのえるインテリア

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