終わらない残業からの脱出方法→「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則」

仕事が定時で終わらないのは、仕事が多いせいなのでしょうか。
それとも自分の能力が低いから?
今回の本は、タスク管理の書籍の中でも、自分にとってダントツNo.1の良書です。
結構簡単に実践できるコツで、毎日定時で帰れるようになったので、残業が当たり前になっている社会人全員におすすめしたいです。
気に入りすぎて、ポイントをメモして手帳に挟んで持ち歩いてます。
私が読んだのはソフトカバーの完全版ですが、最近、新書冊子の携行版『明日できる仕事は今日やるな』が改めて出版されているのを目にして、根強い人気がある本なんだなーと思いました。

注目ポイント紹介

他のビジネス本と違って、最後のさいごのページまで全部参考になるのですが、その中でも一番実践しているポイントだけ紹介します。

タスク管理にはクローズリストを使う

期限を締め切るのではなくて、今日の仕事を締め切る。
「今日は、AとBとCだけやる。」と決めて、

リストをクローズし、
割り込み案件を締め出すということです。
無理のない終わりを決めるので、必ず終わります。

実践方法

➀今日のクローズリストを作る。

今日、必ずやることをリストアップします。

②割り込みの案件に反応せず、仕分ける

仕事が終わらない理由の一つに、「割り込みの案件が発生する」というポイントがあります。

人間の脳には、思考して判断して行動する「理性の脳」と
刺激に反応する「衝動の脳」がありますが
突発の仕事が発生したときに、「衝動の脳」が反応するのをコントロールしないと、
仕事がどんどん増えていきます。

例えば「理性の脳」で、ある会議の事前課題に取り組んでいるときに、電話やメールで依頼がある。
事前課題を中断して、そのときに「衝動の脳」で依頼にすぐ返信してそちらに対応する(簡単なことほど、片付けておこうと思ってしまう)。
そんなことを繰り返して、結果、事前課題も終わらなくて残業も増える・・・
よくあることですよね。

そうならないために、割り込みの案件を仕分けることが最も重要です。


割り込みの案件が発生したら、まずやるかやらないかを考える。
仕事には「本当の仕事」と「忙しいだけの仕事」があります。
「本当の仕事」とは、計画を前進させるものであり、給与と利益の源泉となるもの、仕事の根幹に前向きな影響を与える仕事です。
スキルや知識のフル活用が必要で、チャレンジングなものです。
「忙しいだけの仕事」は逆に、誰でもできる処理・作業なんかがこれにあたります。
「忙しいだけの仕事」は取り組みやすくて、すぐに終わるので、やった感はありますが、これで仕事が前進するわけではありません。
割り込みの案件を、「本当の仕事」と「忙しいだけの仕事」に仕分けして、「忙しいだけの仕事」なのであれば、思い切って「やらない」という選択をすることも必要です。

「本当の仕事」として、”やる”と決めた場合でも、すぐに反応してはいけません。
★その仕事は、今すぐやらなければいけないのか、今日中になのか、明日やるのかを考えます。

今すぐやらなければいけない仕事なんて、本当はめったにありません。
今やっていることを全部辞めてでも取り組まなければならないほどの緊急事態でない限り、今やっていることに集中し、基本は明日に回します。

これで今日やるべきクローズリストは守られます。

かなり簡単にまとめると、こんな感じ

・今日やる仕事をクローズリストにする。(それ以上増やさない)
・割り込みの案件には、

「本当の仕事なのか?」検討した上で、
やるべき仕事であれば明日・今日中・今すぐに仕分ける。
・今日のクローズリストを終わらせて帰る。

★試してみた

手帳にこの本のメモを入れる

メモの内容はこれだけです。
「割り込みの案件に衝動で取り掛からない、
本当の仕事か忙しいだけの仕事か、
明日・今日中・今すぐに分ける」

1日の最初には、今日のクローズリストを書く

リストは小さめのノートかメモ帳に、1日1ページを使って書きます。
休んでいる間も仕事が気になってしまうくらい忙しいときは、業務の最後に次回のクローズリストを書いておくと、心置きなくしっかり休めます。
上手く休むことも課題だなーと常に感じています。

割り込みの案件には、明日に回す

確かに、緊急案件なんてめったに無いです。
お客様対応以外は。

結果

このおかげで、本当に繁忙期以外は1カ月の残業10時間もないくらいで帰れるようになりました。
定時5分前くらいから、頭の中で「♪蛍の光」が流れ出して、デスクを片付け始めてますからね。

忙しいときほど、衝動の脳で反応しがちなので、
メモを目に付くところに持っておくことも、効果的です。

20代の貴重な時間を仕事だけに捧げるなんてもったいないと私は思っていて、だから若い人ほど、この本読んでほしいですね。
仕事にやる気がある人は、もっと仕事が捗るし、
やる気がない人は、とにかく早く帰れるようになります。
本を読まなくても、この記事だけでも大事なエッセンスは分かると思うので、試してみてください。

まとめ

改めて書籍紹介

社会人になる人は最初に読んでも良いくらいの、ベスト「タスク管理参考書」です。

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版

筆者

著者 マーク・フォースター
イギリスのビジネスコーチ 
本書の原書は、本国でもベストセラーになりました。
ネットで調べると同姓同名でドイツの映画監督が出てきちゃいます。

翻訳 青木 高夫
専修大学大学院客員教授で、企業統治論を研究している。
もともとビジネスマンであり、欧米のビジネス書の翻訳・紹介をしていて、現在も会社の顧問をされています。(すごい) 

出版社

ディスカヴァー・トゥエンティワン
東京に本社がある出版社。
従業員数122名(2022年現在)
企業ミッションは「人と組織の可能性を拓く」。
『超訳ニーチェの言葉』・『うまくいっている人の考え方』などがミリオンセラー。
出版社としては珍しく、取次を介さず独自の流通経路で書店と取引をしています。
私この会社の本、結構持ってるんですよねー。
またの機会に紹介します。

関連本

関連本というか、この本3回もバージョンアップされて出版されているんですよ。
2007年が最初で『マニャーナの法則 明日できる事を今日やるな』


2016年『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』(今回の冊子)


2022年『明日できる事を今日やるな マニャーナの法則 完全版』(携行版)
2016年と2022年はほぼ同じ内容です。

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